ハート・プリンス



人形形代をモチーフにしました。
(根付などの製作予定)

人形形代とは、各地の神社で「※大祓いの神事」の際に
使用される人の形をした紙の事を言います。


私達は毎日の生活の中で、知らず知らずのうちに人を傷つけたり、

良心に反することをしてしまっています。

そこで、半年間に犯した罪や穢れを形代(紙の人形)に移し、
茅の輪をくぐる、などによって災いを祓(はら)います。

 



※大祓(はら)い神事とは

昔は1年を前半と後半に分けて考えていたようです。

現在にそれが引き継がれる形になっていまして、
半年毎にお祓いをし、罪、穢(けが)れを祓(はら)い、
新たな気持ちで再スタートすると言う形を採(と)っています。


前半は(夏至近く)の6月30日、後半は(冬至近く)大晦日の12月31日に執(と)り行われます。

尚、6月と12月の初め頃から「茅の輪をくぐり」と、
「人形形代」を書く準備をしている神社もあるようです。

 







この世のほうが「仮の世」と言う考え方が正しと言えます。


「古事記」や「日本書紀」には、ネズミが話したり、
死んだ人が何度も生きかえったり・・・・という、ふしぎな話が記されています。

現実界の尺度では「荒唐無稽」に見えますが、
神霊界から見たらそれこそが真実の姿なのです。

世界中にある神話も、荒唐無稽なのではなく、
すべて神霊界から見た、真実の姿がただしく表現されているものです。
理屈ではないメルヘンの感情の世界が「神界」です。

 

時間と空間にしばられた、この世のほうが「仮の世」であり、
死んで肉体がなくなれば、
感覚と感性のこうした世界へ行くのが万人共通の宿命なのです。



神界とは、メルヘンのような感動の奥に広がる 
「※感性の世界」そのものです。

 

※感性(かんせい)・・・印象を受け入れる能力。
感受性。また、感覚に伴う感情









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